千冊の読書
昔から肩こりがひどくて、整骨院に通っていました。
整骨院に通って気づいたことなのですが、なぜか院長先生が「千冊以上の読書」をしているのです。
整骨院に何軒かはしごしましたが、示し合わせたように院長が千冊読書をしているのです。
実は千冊の読書は経営セミナー等で、よく薦められることらしいのです。
整骨院の院長は、経営者としての要素が強くなります。
なので経営セミナーで積極的に情報収集をして、患者が集まる医院になるように努力しているそうです。
その一環として経営者としての資質を磨くために、千冊の読書が奨励されているようです。
千冊の内容は、ビジネス書や古典です。
古典を千冊読めば、目つきや言動が変わったりするようです。
主に冴えない印象があった人が、しゃきっとしてくるんだとか・・・。
にわかに信じられない話ではありますが、私の知り合いで千冊を達成した人がいます。
確かに雰囲気がガラっと変わっていました。
読書は全ての行いの基礎だと言われていますし、様々な情報をインプットできます。
古典を千冊読めば膨大な知識が吸収されるでしょう。
古典という良質な読書を通して、心の教養が磨かれると言われています。
まずは読書は、三年で千冊が目安だとされています。
つまり、月二十七~八冊程度古典を読まないといけない計算になります。
もともと読書好きの人であれば、可能な数でしょう。
三年で千冊が厳しい場合は、月八冊程度で十年かけてもよいのです。
一番大切なのは、毎日少しずつでも古典に触れることです。
一日一冊本を読むのが、本来はベストだそうです。
古典に触れる時間と読む絶対量を増やすことで、脳みそがどんどん鍛えられていくのです。
飽き性の私に毎日続けられるか不安ですが、まずはページ数の少ない薄い古典から始めていきたいです。
伊勢物語などがオススメらしいのですが・・・。
私が好きなのは、源氏物語。
長編ではあるんですが、まずは好きなものから慣れて、徐々に幅を広げていきたいと思います。
何冊か同時並行して読んでも構わないらしいので、薄い本、好きな本を組み合わせていきたいと思います。
インプットを増やして、知性の高い女性を目指したいものです。
コツコツ頑張りたいと思います。
相手を信頼することの大切さ
結婚資金を貯金するために、彼氏と共同で使えるネット銀行の口座を開設しました。
「どっちが多くお金を貯めることができるか競争しよう!」というノリで作ったんですが・・。
友人に話すと難色を示されてしまいました。
そう、結婚資金を貯めた通帳なんて誘惑のかたまりです。
何かの拍子にお金が必要になって、持ち逃げされた女性は数知れず・・。
結婚詐欺のひとつの常套手段だとも言われています。
私は手足に障害がありながらも、無事に再就職できたばかりです。
ハンディキャップを抱えながら貯めたお金を、持ち逃げされたら洒落にならないよ?と諭されました。
彼と私は10年来の友人から、恋人になったという経緯があります。
生真面目な彼の性格からして、持ち逃げはないだとうと思っています。
もちろん物事には絶対なんてありませんし、お金を見れば人は豹変してしまうものです。
やっぱり個々に貯めて、貯金通帳を見せ合うのに留めとくべきだったかな?と今更ながら後悔しました。
けれども今さらやめると言うと、信用していないと言っているようなもんだし・・・。
どうしたもんかと迷っていました。
そんな時に彼の家で遊びに行きました。
彼は書類を山のように積み上げて、全然片付けないくせがあります。
そこら中に仕事用の書類やらメモが転がっています。
勝手に触るわけにもいかないのですが、座る場所ぐらい確保したくて書類の束を軽く動かしました。
すると結婚資金口座の支店番号が書いたメモが出てきたのです。
口座番号の下には、福祉車両~万、住宅改装費~万、緊急時の入院費~万と細かく口座の用途が書かれていたのです。
私のことを考えてくれての貯金だったんだ・・と知りました。
何にも私には伝えずに密かに貯めるつもりだったのでしょう。
「買ってあげる」では私の性格からいって断るとわかっていたんです。
だから共同で使える口座からお金を出すつもりだったのでしょう。
彼の優しさに感激すると共に、無実の?彼を結婚詐欺かもと疑った自分が恥ずかしくなりました。
相手を信頼することが、恋人同士・結婚相手同士にもっとも必要なことかもしれません。